【秋華賞 2021】全頭診断

競馬

全頭診断

アールドヴィーブル

ローズSの3着馬。
そのローズSだが、メンバーレベルが低いにも関わらず差し切れず。夏明けても馬体重があまり増えていなく、そこまで成長がなかった印象。

新馬戦の京都1600mでは、不良馬場で前残り展開を後方10番手から上がり34.9を使って勝利と、長く脚を使う舞台や時計がかかる馬場が合うと思う。

基本的に先行有利の阪神2000mに適性があるかと言われると微妙。京都だったらよかったのに、、、

アカイトリノムスメ

オークスの2着馬。
そのオークスだが、改めてレースを見返してみるとルメールの判断がうますぎる、、、
周りが残り3F近辺でしかけ始めているにもかかわらず動かず、追い出したのは残り2Fのところ。
前半59.9と、ある程度流れたペースを前目で追走したことを考慮した好判断であった。

追走力と差し脚どちらも兼ね備えた総合力の高い馬。

気になる点はルメールがこちらではなく、ファインルージュを選択している点。
トップジョッキーの選択は考慮に入れた方がいいか、、、

一応、本命候補。

アナザーリリック

前走3勝クラスの勝ち馬。
その前走は、倒した相手がゴルトベルクや小倉記念の勝ち馬モズナガレボシと非常にレベルの高い1戦であった。それを後方から差し切ったのだからかなり能力の高い馬。

3走前では中山で勝ち切っているように右回りの問題ないし、ここでどこまでやれるのか見もの。

不安な点は鞍上。
津村は阪神2000mは2018年以来走っておらず、阪神芝自体も2019年から合計3鞍しかなく、馬券内は0回。
この不安点を抱えたまま重い印を打てるのか、まだ考えたいところ。

本命候補。

アンドヴァラナウト

ローズSの勝ち馬。
前走は中段から鋭い脚を使っての1着で強い競馬を見せてくれた。しかしローズSのメンバーがそこまで高くない。

前々走は、新潟の高速馬場に対応し、Hペースを先行し、仕掛けてからは鋭い脚で突き放し勝利と好内容の競馬であった。

しかし、タガノディアーナに先着を許したこともあるように、世代で能力がそこまで上位というわけではない。
現状3人気想定。人気と能力が見合っているとは思えないため、今回は軽視。

エイシンヒテン

ローズSの2着馬。
前走は緩い流れを逃げての2着と内容は評価できるものではない。しかし自分のペースで逃げることができればある程度好走するということを証明した形。

今回、他に逃げ馬もおらずこの馬が逃げる可能性は高いだろう。自分のペースで逃げ、道中他馬に競りかけられなければ、阪神2000mのコース形態からも前で残る可能性はある。ソダシが早めに仕掛ける展開も容易に想像できるが、人気もしなさそうなので狙う価値はある。

エンスージアズム

フラワーCの2着馬。

前走のローズSでは内目後方で脚をためて直線伸びてはいるがそこまで強調材料のない競馬。この世代上位とはオークス、桜花賞からの結果からも明らか。

今回は能力・脚質からも厳しいのではないだろうか。

クールキャット

フローラSの1着馬。

前走は後方待機で直線もあまり伸びずに大敗。

勝利したフローラSでは外枠から先行し、上り3位の脚を使っての勝利と強い競馬であった。東京コースで好走しているように、大型馬でトビが大きく東京のような広いコースが合うような印象で、今回の阪神内回りは合わないと考える。

サルファーコスモス

前走3勝クラスの2着馬。
その前走は緩い流れを先行して、逃げ馬を捉えられなかった内容だが、そこそこいい競馬を見せてくれた。
しかし、現3歳世代はレベルが高く、古馬を圧倒できるような能力がないと厳しいのではないかと思っている。

川田がミスフィガロ、ステラリアではなく、こちらに乗るということは少し怖い。

ステラリア

前走のオークスでは早い流れを先行して直線で力尽き13着。先行勢は総崩れであったため度外視可能か。

前進気勢の強い馬で楽に先行できる脚をもっている。先行有利の阪神2000mでは面白い存在。

スライリー

フローラSの2着馬。

前走の紫苑Sは先行勢には少し厳しい競馬で、15着と大敗。紫苑Sのメンバーレベルもそこまで高くなく、1着馬以外はそこまで評価できないと考えている。

能力的に少しきびしいかな。

スルーセブンシーズ

紫苑Sの2着馬。
その紫苑Sは終始内目で脚を溜め、直線で少々進路が塞がる場面があったが、馬群を縫って2着まで追い上げた内容であった。また直線の不利がなかったとしても勝ち馬との差を詰められていたといえば微妙。展開的にも後ろに向いたレースのため、そこまで高い評価は打てない。

ソダシ

桜花賞馬で札幌記念の1着馬。

正直、語るまでもなく強い馬。
前走はブラストワンピースの捲りに反応して少し早めの仕掛けであったが、そのまま先頭を譲らずに勝利とかなり強い内容。GⅠ馬3頭を負かすという驚愕の内容であった。

高速馬場でも、重い馬場でもどちらでも高いパフォーマンスを発揮し、少しきつい展開でも耐えることのできる心肺機能を持ち合わせている。
なかなか逆らいづらい1頭。

あえて不安点を挙げるとするならば、気性と距離だろうか。
気性面は、道中少々かかり気味というところ。
距離としては平坦の札幌2000mは持ったが、坂を2回登る阪神2000mはどうだろうか。
それでも普通に走れば2400mも走れる馬だと思うし、そこまで大きなマイナス材料というわけではないと考える。

普通に本命候補。

ファインルージュ

紫苑Sの1着馬。
その紫苑Sの内容だが、内伸び馬場にも関わらずコーナーで外をまわして余裕残しで他馬を突き放す内容。コーナーで加速して上がっていける小回り適正もあり、今回の内回り阪神も問題ないだろう。

以前、鞍上のルメールも「いつかはGⅠを取る馬」と言ったほどの能力があり、能力自体もかなり上位とみて良さそう。

不安点を挙げるとすれば距離。新馬戦では1200mを使われた馬で気性面に多少問題があったということだろう。(現在は全くそのようには感じないが)
紫苑Sで2000mという距離はこなしているが、中山2000mはマイラーが好走する舞台と言われており、距離を克服したと言ってよいのだろうか。

ソダシに逆転できるのはこの馬か。

最近つくづく思わされるが

『競馬はルメール』

本命候補。

ホウオウイクセル

フラワーCの1着馬。

前走の紫苑Sだが、大きく出遅れて13着。前走以外は出遅れ癖もないため、前走は度外視でよいだろう。

前がつぶれたときに空いたインを突っ込んでこれるのはこの馬か。鞍上の無欲の追い込みに期待。

ミスフィガロ

紫苑Sの3着馬。
その前走だが、展開が後ろに向いた中、差し脚を伸ばしての3着とそこまで評価はできない。

能力面、脚質ともに今回は厳しいように思える。

ユーバーレーベン

オークスの1着馬。
その前走は後ろから長く良い脚を使った内容で、この馬の持ち味が活かされたレースであった。鞍上のデムーロの少し早仕掛けなところとも馬の特徴はあっているのも強みであろう。

しかし、内回りで直線の短い阪神2000mはあうとは思えない。(京都2000mであったらこの馬が本命だった)
また、怪我明けで状態が不安視されており、万全とは言えないだろう。

今回は軽視したい。

本命候補

・アカイトリノムスメ

・アナザーリリック

・ソダシ

・ファインルージュ

さいごに

上半期のGⅠ本命対抗と回収率はこちらをご覧ください。

前回のスプリンターズSの予想はこちら

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