
概要
2021年10月10日 東京1800mで行われるGⅡ・毎日王冠の予想をしていきたいと思います。今回13頭中、GⅠ馬が2頭、GⅡ、GⅢ馬が8頭と、非常に豪華なメンバーが揃いました。果たして勝利を手にするのはどの馬なのでしょうか。早速見ていきましょう。
さいごに平場注目馬を記載してありますので、最後までご覧いただけると幸いです。
展開
レース傾向
過去3年のラップ傾向を見ていきたいと思います。
- 2020年
12.5 – 10.7 – 11.3 – 11.7 – 11.8 – 12.1 – 11.8 – 11.9 – 11.7
勝ち馬:サリオス
- 2019年
12.9 – 11.3 – 11.3 – 11.5 – 11.5 – 11.6 – 11.2 – 11.3 – 11.8
勝ち馬:ダノンキングリー
- 2018年
12.8 – 11.0 – 11.5 – 12.0 – 11.7 – 11.7 – 10.9 – 11.2 – 11.7
勝ち馬:アエロリット
レース傾向としては、
- 基本的には道中11秒台を刻む持続力戦
- 勝ち馬はマイルで好走できるような馬が勝利
ということを頭に入れて予想を組み立てる。
展開
今回のレースもダイワキャグニー、トーラスジェミニが淡々とレースを引っ張り、例年通りの持続力勝負になると想定している。
瞬発力に秀でているだけではなく、マイルでも好走できるような持続的な脚を持っている馬を中心に据える。
印
◎ダノンキングリー
○ケイデンスコール
▲シュネルマイスター
△カイザーミノル
各馬見解
◎ダノンキングリー
2021年安田記念(GⅠ)では、今回対戦相手のシュネルマイスターや、あのグランアレグリアも倒している実力馬。
また一昨年の毎日王冠では、アエロリットが作った淡々とした持続力勝負を制しており、舞台適正も文句なし。
4走前の大阪杯で逃げた影響かは分からないが、2、3走前では道中で脚が溜まらず直線で弾ける脚がなかった。しかし、前走の安田記念では完全に復調を感じさせる走りであり、東京1800mという得意舞台で勝ち負けまで期待したい。
そして人気を分け合うシュネルマイスターとの比較だが、
ダノンキングリーは斤量58㎏⇒58㎏と据え置きなのに対し、シュネルマイスターは斤量54㎏⇒56㎏と2㎏増加する。
前走軽斤量でダノンキングリーに先着できなかったことを考えると、今回はこちらを上に取りたい。
○ケイデンスコール
マイラーズカップ(GⅡ)の勝ち馬でマイル適正も抜群。
今回、開幕週の良馬場開催が濃厚で高速タイム決着が想定されるが、この馬は高速タイムの決着にも強いことをマイラーズカップと中山記念で証明している。その中山記念は高速タイム決着でマイル適性が非常に求められるレースであり、今回のレース質とリンクする部分が大きい。
前走の敗戦で人気は多少落とすことを想定し、オッズ込みでシュネルマイスターよりも上に取りたい。
▲シュネルマイスター
NHKマイルカップ(GⅠ)の勝ち馬で、安田記念(GⅠ)の3着馬でマイル適正は抜群。
距離自体も弥生賞で2000mを2着と好走しており問題ない。
最内枠に入り、内目を先行すれば馬券内の確率はかなりあると思っているが、ルメール起用+前走内容でかなり人気してしまうため、ダノンキングリーを上に取った以上、3番手評価で留めておく。
☆カイザーミノル
マイラーズカップ、京王杯SC(GⅡ)の3着馬。
マイルまでの距離であれば、重賞戦線でも戦えることを証明している。
1800mという距離自体は少々長いと感じるが、内前先行有利な開幕馬場を活かして前目で粘りこめばワンチャンスあってもいい馬。
人気はほとんどないため、ここは押さえたい。
買い目
ワイド ◎‐○,▲,☆(◎-○厚め) 計3点
馬連 ◎‐○,▲,☆ 、○.▲.☆BOX 計6点
おまけ
平場注目馬
阪神10R 戎橋S
シャイニーロック
3走前の内容が非常に素晴らしい。ハイペースで差し展開(掲示板4/5頭が4角7番手以下)の中、4角1番手早め先頭で0.5差の2着。
開幕週で、ある程度先行に有利に働くため前目で粘りこめるこの馬にとっては好条件でしょう。ご自身の本命の相手に1頭どうでしょうか?
さいごに
主に重賞の予想を中心に記事を掲載しております。
すでに終わったレースではありますが、暇つぶしに過去の予想記事を読んでくださいますと幸いです。
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