【産経賞オールカマー 2021 | レース回顧】各馬見解+次走チェック馬

競馬

こんにちは、産経賞オールカマーについて振り返っていこうと思います。
予想に絡めて振り返っていきますので、オールカマー予想を読んでから、回顧を読んでいただきたいです。
全頭の見解に合わせ、次走期待の馬をピックアップしてますので、最後まで読んでいただけますと幸いです。

では、さっそく見ていきましょう。

レース結果

1着:ウインマリリン

2着:ウインキートス

3着:グローリーヴェイズ

レース展開

まずはラップ。
前半ややスロー~ミドルペースからのロングスパート戦という、中山2200のコース形態上よくあるラップ。

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m2200m
12.623.736.148.31:00.71:12.81:24.81:36.61:48.11:59.82:11.9
12.611.112.412.212.412.112.011.811.511.712.1

展開としては、ロザムールがハナをたたき、前半は1:00.7というややスロー~ミドルペース。
3コーナー過ぎからグローリーヴェイズが後方から3番手まで進出開始しペースアップ。
一旦はレイパパレが先頭に立つが際立つ脚はなかった。グローリーヴェイズもやや脚色も微妙。
ウインマリリンが一瞬進路をなくすが、進路をやや外に切り替えてからは伸び脚を見せ、上り最速でV。
2着には内目で脚をためていたウインキートスが入り、3着にはグローリーヴェイズ、1番人気レイパパレは4着という結果に終わった。

各馬見解

ウインマリリン

今回の本命馬。

直線進路が塞がる場面がありつつも、2着馬に1馬身半をつける快勝で、着差以上に強い競馬を見せてくれた。
馬体重はプラス14kgでも太く見せず、レース結果からも成長分とみて間違いない。
間違いなく本格化しており、次走エリザベス女王杯も期待したい。

ウインキートス

今回の対抗馬。

場体重も適正に戻り、本来の力が出し切れた形。
ある程度スローで落ち着いた展開を中段・内・前目で脚をためることができての好走。
特別不利も見受けられなかったため、着順以上の評価は打てない。
また、前半スローで流れるようなレースで狙いたい。

グローリーヴェイズ

予想段階では使える脚がないと見解をしていた。レースでは出遅れたものの、3コーナー過ぎから、捲るように3番手まで進出し、最後まで長く良い脚を使っての3着。
さすがに使える脚が短いとは言えない内容で、当馬への評価は改めないといけない。
今回1番強い競馬をしたのはこの馬。
本番のジャパンカップでも期待したい。

レイパパレ

今回4番手評価。

グローリーヴェイズの仕掛けに対応して少々早仕掛けになってしまったことも一因だと思うが、
抜け出してから突き放す脚がなかったように、さすがに中山2200では少し距離が長い印象。
いままで勝ててこれたのは馬場の恩恵や展開、騎手によるところが大きく、一線級の馬たちとの差は大きい。
大阪杯を楽勝しているように、水を多く含んだ馬場のような、他馬が苦しむような条件でこそ狙いたい。

ステイフーリッシュ

3コーナー過ぎから追いどおしの競馬ではあったが脚色は衰えず、5着。
今回、大外枠から先行するためにかなりの脚を使ったが、番手は取れず5番手からの競馬になってしまった。やはりテンのスピードが周りの先行馬に比べるとないため、内枠から枠なりに位置を取れるのがベター。
GⅡではまだまだやれる。素直に2,3番手を取れそうなときに狙いたい。

サトノソルタス

少々出遅れから後方3番手からの競馬。4コーナーでは10番手、これではどれだけ良い脚を使っても届かない馬場であった。とはいえ、脚を溜めてさいごに上り最速をマークできた点は評価。展開の助けは必要だが、今後も人気がないのであれば拾っておいても損はない。

ランブリングアレー

4コーナーでの手応えは抜群であったが、直線で弾けるわけではなかった。特別キレのある脚があるわけではなく、長く良い脚を持続させるタイプなだけに、4コーナー手前から仕掛けを開始したかったところ。
多少距離不安はあったが、中山2200でこの内容なら距離自体は問題はないように感じる。本番のエリザベス女王杯が行われる阪神2200は、前目で運べ長く良い脚を使える馬に向くコース。
今回の結果で人気を落とすようならば、積極的に狙いたい。

アドマイヤアルバ

終始内で脚をためる競馬。4コーナーでかなり位置を落としたが、直線では良い脚を見せた。コーナリング性能があまり求められない東京などの大箱コースで狙いたい。

キングオブコージ

ペースの早い4コーナーで外々を周る、馬への負担が大きい競馬。ほんとに強い馬ならば、あそこからでも伸びてこれるが、この馬はそうではない。
今回で実践感覚は戻ったでしょうし、もともと能力が高い馬なので、まだやれます。

ロザムール

さすがに周りの先行馬が強すぎた。狙うなら楽逃げ出来る小回りGⅢでしょうか。

ゴールドギア

さすがに4コーナーで最後方では届かないし、もともと能力不足。
GⅡでは足りない。

ソッサスブレイ

純粋に能力不足。

マウントゴールド

予想でも記載したが重賞では位置を取れない。先行馬が薄いときに狙うのがベター。

ブレステイキング

内々回ってこの結果は厳しい、能力不足。

セダブリランテス

単穴評価を打った馬。

ゲートでぶつけて外傷性鼻出血になっていたらしい。
道中下げたのはその影響。しっかりとこの馬の競馬を見たかった。非常に残念。

アールスター

長く良い脚を使う当馬にとって、舞台としては合っていたと思う。先行させたが、グローリーヴェイズに被され失速。
後方でワンチャンスに期待する方がまだ可能性はありそう。
小倉で紐で拾う程度で良いともう。

次走チェック馬

  • ウインマリリン
  • グローリーヴェイズ
  • ランブリングアレー
  • キングオブコージ

さいごに

セントライト記念の回顧も行っておりますので、よろしければこちらもどうぞ。

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